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人が健康になるうえで、土台となるものの1つに『血糖値コントロール』があります。血糖値と聞くと糖尿病が関係するの?と思いがちですが、健康な方がより心地よく生活を送るためにはかなり重要になります。血糖値のコントロールが乱れていては、身体を根本から改善させようと思ったときに必ずぶつかってしまう壁となりますので、分かりやすく解説していきますね。
①そもそも、血糖値ってなあに?
血糖値とは、血液中に含まれるグルコース(糖質)の濃度のことです。 食事で摂取した糖質は消化吸収され、グルコースとなり血液に入ります。 その濃度が、空腹時の理想値・・・90〜100mg/dlと言われており(医学的には70〜100mgですが、70mgの人は疲れを感じやすくなってしまう)、食後の理想値は140mg/dl以下(正確には200mg/dlくらいでも特に問題はないそう)と言われています。
食事をして血糖値が上がると➡️膵臓のβ細胞からインスリンが分泌され➡️そのインスリンと血中のタンパク質が協力し合って糖質を細胞内に送る・・・っていう作業をしており、その結果、血糖値が正常値まで下がるというわけです。
②高血糖とは?
高血糖の定義は空腹時血糖値が110mg/dl以上の場合のことを指します。
同時にヘモグロビンA1cも高い人は、糖尿病の疑いがあります。最近では、空腹時血糖値よりも食後血糖値を見るべきなんじゃないかっていう意見も多くあるらしく、前述したように140mg以下が理想です。 高血糖体質の人は、食後血糖値が200mg以上になることなんてザラらしく、いかに140mgっていう数字が素晴らしい数字なのかがよく分かるかなと。 一般の方でも『リブレ』という商品で、簡単に計測することができるので、気になる方は一度チェックしてみるのもいいかもしれないですね。
③高血糖が続くとどんな不都合が起こるのか?
もちろん糖尿病になってしまうリスクはUPします。 それ以外にも、もっともっと身近な症状が『糖化』と言われる現象です。 この『糖化』は簡単に言ったら、タンパク質と糖質が結びつくことにより、タンパク質としての役割ができなくなることなんですが、これはちょいと大事なので、後から詳しく解説しますね。
その他にも、
イ:肥満
血糖値が高いとその分インスリンも出ます。 インスリンは体脂肪を分解しにくくする、且つ体脂肪を合成する働きもあるわけです。 ですので、同じカロリーを摂ったとしても高血糖癖のある人の方が太りやすくなってしまいます。
ロ:動脈硬化
これは血管内のコレステロールが『糖化』により使い物にならなくなり、それが結果内で沈殿してしまうことで、血管が硬くなってしまうのです。
ハ:腎機能の低下
腎臓という臓器は血管の塊のような器官です。 また、血管壁の材料はタンパク質ですので、先ほどの糖化現象により血管壁がボロボロとなることで、腎機能も著しく低下⤵️するわけですね。
二:認知症(アルツハイマー)
最近では『3型糖尿病』と言われているほどですので、高血糖(糖尿病レベル)と認知症は密接に関係があると言われています。 これも、脳細胞はタンパク質の塊のようなものですので、糖化が関与するのだと思われます。
ホ:がん細胞の成長?
『がん細胞は糖質(グルコース)をエサにして成長する』と言われますが、実はこれに医学的根拠はないそうで。 『がん治療の食事』と『予防的な食事』とは全く別物と考えた方が良いですが、いずれにせよ食事は大事ってことです。
④血糖値のコントロールをしよう
~食事編…インスリンの感受性を高める栄養補給~
インスリンの感受性というのは、インスリンの効き目を指します。
a タンパク質・・・インスリンはペプチドホルモン(いわゆるアミノ酸)ですので、その材料となるタンパク質は必須となります。
b 亜鉛・・・インスリンは2つのペプチドホルモンがつながってできているのですが、そのつなぎの役目をするのが『亜鉛』でございます。
c マグネシウム・・・マグネシウムはインスリンが糖が細胞内に取り込まれる際に、鍵のような仕事をします。 鍵がないと、扉が開かないので➡️うまく細胞内に糖を取り込めないっていうわけです。
d ビタミンD・・・これは、意固地になって全然働いてくれないインスリンを、機嫌よく穏やかにするというか、『ボク、どんな仕事も喜んでやります!』みたいに働かせてくれるそうです。
e プロバイオティクス・・・なんじゃそりゃ?って感じですが、いわゆる善玉菌です。 発酵食品とかそういったもので、腸内環境を整えようねってことですね。
~体型の改善~
これは、太っているとか痩せているとかの問題ではなく(ソレも多少ありますけど)筋肉がちゃんとあるか、ないか・・・の問題です。 糖はインスリンによって細胞内に取り込まれるわけですが、全身の細胞に均一性を持って運ばれるわけではありません。 優先順位があって、筋肉→肝臓→脂肪細胞の順に蓄えられていきます。 ですので、そもそも筋肉量が少ないと取り込む先を見失うわけで、糖が迷子となり血中を彷徨うわけです。 仕方なく、肝臓や脂肪細胞内にたくさん糖が取り込まれる結果となると・・・そう、脂肪肝や肥満の原因にもなってしまうのです。。 一般的な見解ですが、やはりソレなりに健康を維持している人はソレなりの筋肉があります。
出来ることからで結構ですので、筋トレや有酸素トレーニングを始めてみましょう。
~睡眠の改善~
夜に質の高い睡眠がとれていると、血糖値が下がりやすくなり、血糖値の管理が改善するというメカニズムが解明されています。夜間に深い睡眠をとれているときにあらわれる脳波が、昼間の身体のインスリンに対する感受性を高めているというメカニズムをアメリカの大学の研究チームが発表しました。深い睡眠で得られる脳波は、副交感神経系にスイッチを入れ、血液からブドウ糖を吸収するよう細胞に指示し、インスリンに対する身体の感受性を高め、血糖値の上昇を防いでいると考えられているそうです。 睡眠の質を高めるポイントはこちらを参考にしてください。
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