①肩こり解消

肩こりの主な原因は、座りっぱなしの生活やパsコン作業などのディスクワーク運動不足による筋力低下など基本的に『動かない』事で筋肉が硬くなり、その中に走っている血管や神経の働きに影響が出る事で発生します。正直に言うと、わたすたちが施術をしたからと言って肩こりが改善することはほとんどありません。

『そんなことはない！』と反論する治療家の方もおられるかと思いますが、頭痛や吐き気がするほどのひどい肩こりや首痛は改善できても、慢性的にいつも凝ってる感があるようなものは、普段の生活習慣が原因になっていることがほとんどですので、その生活習慣を見直し改善していかなければ肩こりを根本的に治していくことはできません。

その生活習慣の改善の一つが『身体を動かすこと』なのです。

特に肩甲骨や胸郭・胸椎（背中の骨）、これらの動きをしっかりと出してあげることが大事になるかと思います。

その詳しいやり方については、直接アドバイスをさせていただくか、私以外のトレーナーさんがたくさんのYouTubeを発信されているので、そちらを参考にしていただければと思います。

②腰痛改善

これも肩こり解消と同じ理由で腰痛の原因は筋肉の硬結による、筋肉の痛みによって発生しているからです。肩こり改善には肩甲骨の動きや胸郭・胸椎の動きを取り戻そうと言うお話をしましたが、腰痛改善の場合は『股関節周りの硬さを改善する』ことがポイントとなります。

慢性的に腰痛がある人は、お尻の筋肉が硬く、股関節の動きが悪い方が多いです。それを無理やりに動かそうとすると、腰椎ばかりが過剰に動いてしまったり、腰椎と骨盤の間の関節が緩くなってしまいます。

その結果、その関節を繋ぎ止めてくれている靭帯が肥厚してしまします。肥厚してしまった靭帯は引き締まった靭帯と比べて強度が弱くなりますので、そこにちょっとした圧が掛かっただけでグキっとギックリ腰状態になってしまうのです。

身体、特に股関節をしっかり動かし、腰椎・骨盤・股関節のユニットであらゆる動きができるようになれば、自然と筋肉の負担が分散されますので、慢性的な腰痛の改善が期待できるかと思います。

③気分がスッキリする

これは経験されたことがある人も多いかと思いますが、身体を動かすことで、気分や頭がスッキリすることがあります。これは単純に体を動かしたことで筋肉が緩み、溜まっていた血液が流れるようになるということも理由挙げられますが、ホルモンや脳内物資によるものだという研究もございますので、簡単にご紹介しますね。

運動をすることで、セロトニンの働きが活性化されます。分泌が活性化されるという研究者もいますが、分泌量そのものが活性化されるというよりは、運動をすることで分泌されたセロトニンに、『働くというスイッチが入る』という理解の方がより近いかもしれません。

セロトニンは幸せホルモンと言われているのですが、心のバランスを整えてくれる・幸せを感じやすくしてくれるなどの働きを持ちます。これらの働きのスイッチを入れるきっかけが『運動』というわけです。

これは、肩こりや腰痛にも共通するのですが、セロトニンは痛みの感覚を抑制するという働きがありますので、慢性的に肩や首、腰の痛みを『感じる』のは、セロトニンの働きが低下していることも考えられるのです。

ちょっとしたことでも痛みを感じていては気分も落ち込んでしまいますので、ぜひ、運動をすることでセロトニンの働きを活性化させ、慢性痛の解消につなげていきましょう。

④冷え症の改善

これはなんとなく想像がつくと思いますが、そもそも冷え性というのは末端の血液の流れが悪くなってしまうことで発生してしまうことが原因の一つなので、運動をして血液を流すことで解消されることも多々あります。

また、運動の中でも『筋トレ』をすることで、筋肉の働きを最大限発揮させることも冷え性緩和の役に立つかと思います。筋肉の働きの一つに『熱産生』があります。筋肉をつけることで熱の産生量が上がれば身体が温まりやすくなり、冷え性が緩和することにも繋がります。

しかし、冷え性の原因は運動不足だけではなく、血液そのものの量や質・その流れなどもう少し深いところまで理解していかなければ解消とまではいかないですので、『血液のお話』として、また後日アプしていきたいと思います。

⑤質の良い睡眠が取れる

単純に運動をすれば疲れます。疲れれば本能的に身体を休めようと眠たくなります。それだけでも睡眠が取れるようになるのですが、『質の良い』と言う点がポイントになりますので、そこを解説していきたいと思います。

③の気分がスッキリするとコロでも出てきました、セロトニンという脳内物質が関係するのですが、まずより質の高い睡眠には『メラトニン』と言うホルモンが重要になります。メラトニンは自然と睡眠に入るよう誘導してくれる働きや、睡眠時に疲れ物質を回収して排泄してくれたり、抗酸化作用による新陳代謝を高めたりなどの作用があります。

そして、このメラトニンは、セロトニンから作られるわけです。活性化されたセロトニンから質の良いメラトニンが作られればより質の高い睡眠が取れるようになることに繋がるのですが、このセロトニンは運動をすることで分泌されることが分かっています。
 

⑥健康を意識するようになる

今まで５つのメリットをお話ししてきましたが、この６番目の『健康を意識するようになる』が１番のメリットだと考えています。

身体を動かす・運動をする、それをしようと思った理由は人それぞれだと思います。頭では運動が大事だと分かっていてもなかなか始められない・・・そう感じている人も多いかと思います。そんな中でも身体を動かしてきた、運動を継続してきた方々は先にお話ししたメリットを少なからず感じているかと思います。そうすると人って、この状態が長続きして欲しい、もっと気分が良くなるためには何ができるのだろう、こんなこともあるんだ、こんな方法をやってみようとか、こんな食べ物を摂ると良いんだとか、自分で調べたりYouTubeを見たりなど、健康にまつわる情報を得ようとします。こうゆうことを積極的にしている人と、していない人。ご自身の健康に対して意識が高くなっているのは、そして１０年後どちらの人が心身ともに健康か？と言ったら、明らかに前者であることは言うまでもありません。

と言うことは、身体を動かすことは『健康になる』ための入り口になり、きっかけになると言えるのです。

いかがでしたでしょうか？

何がなんでも、運動をしないと健康にはなれないと言うわけではありませんが、運動を習慣化することが手っ取り早い手段の１つになることは間違いまりません。

当院では、パーソナルトレー人も行っております。お一人お一人に合わせたメニューをご提案し、栄養面でのサポートも行っておりますので、ぜひ一度体験をしてみてください。

①筋骨格調整

よく、整体院で見かける『歪み矯正』や『骨盤矯正』というセリフがありますが、当院ではそれらを目的とした施術は行っておりません。

当院の筋骨格調整とは、『筋肉や関節のこわばりを取り除き、スムーズな動きを取り戻すこと』にあります。ですので、強引な力技によりボキボキと関節を鳴らすことや、強い力でマッサージを行うことはせず、ただ『触れている』だけで、緊張してしまった筋肉を緩めたり、最小限の力で関節を矯正したりという、ソフトな調整法です。

その結果、身体のバランスが自然と整っていき、知らない間に『歪みが解消されている』『骨盤が整っている』という状態を作り上げることを目的としております。

ただ、さまざまな理由により、筋肉が癒着していてそれを剥がさないといけないと判断した場合、多少の痛みを伴うことがあります。

②内蔵調整

内臓はそれ自体の動きの他、その位置を保つための組織（筋膜、靭帯など）の硬さや血流・神経の活動によって、その働きに支障が生じる場合があります。また内臓に緊張があると周辺の血流や神経活動が低下します。お腹をお腹を軽く押したり、関連するツボを刺激する事でそれらの働きを活性化します。

ただ、内臓の組織に病変があったり、腫瘍などの異変がある場合、それらを解消することはできません。

関連する各ポイントを軽く刺激をすることで、組織の緊張が緩み、機能が回復させることが目的となります。病気ではないけれど、なんだか胃の調子が悪い、便秘気味、女性特有の辛さがある・・・などの問題に効果が期待できます。

③頭蓋骨調整

頭蓋骨を構成する小さい骨の動きや歪みを、軽い力でゆっくりと圧をかけながら調整していきます。

頭蓋骨は微妙にたわんだり、歪んだりすることで内圧を調整し、脳脊髄液という体液を循環して、脳や神経の働きをサポートしています。その働きに支障がある事で、頭痛やめまい、自律神経の失調などが起こすことがあります。頭蓋骨矯正はこの頭蓋骨の微細な働きを改善して、これらの問題の軽減・解消を図ります。

非常にソフトなタッチでの施術になりますので、正直患者様の立場からですと何をされているのか分からないかもしれません。でも、それでいいのです。何をされているか分からない・・・でもなんだか気持ちがいい。そんな施術法です。