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それ、副腎疲労かもしれません

こんな症状にお悩みの方はいませんか?

・寝ても疲れが取れない

・朝どうしても起きられない

・日中にエネルギー切れになってしまう

もしこのような症状にお悩みの方がいれば、それはもしかしたら『副腎疲労』かもしれません。

副腎疲労という言葉自体、あまり聞きなれないかもしれませんが、珍しいものではありません。毎日時間に追われる生活をしている人ならば、なってもおかしくない症状だからです。

今回は、副腎疲労とは何か?なぜ起こるのか?どうすれば改善できるのかを説明していきたいと思います。

~副腎疲労とは?~

副腎疲労とは、読んで字のごとく、腎臓の上にある副腎という臓器が酷使され、疲れてしまうことを言います。結果として、メンタル面・肉体面の両方に影響を及ぼします。

メンタル面影響としては、やる気が出ない、何をするにも億劫になる、突然悲しくなってしまう、何事にも興味がない、些細なことに怒りやすくなる・・・などが表面化してきます。

肉体面の影響としては、寝ても朝起きられない、逆に疲れすぎて夜眠れない、便秘や下痢に悩まされる、スタミナがすぐ切れる、無性に甘いものが食べたくなる・・・などがあります。

このなかで、いくつか当てはまる方は、副腎疲労を疑った方が良いでしょう。

では、なぜ、副腎が疲労してくるとこのような症状が出てくるのでしょうか?

〜副腎疲労のメカニズム〜

副腎とは、腎臓の上に乗っている臓器で、様々なホルモンを分泌して私達の体をコントロールしている訳ですが、その中でも『コルチゾール』というホルモンが副腎疲労には大きく影響しています。コルチゾールは、ストレスを受けた時に分泌されるので、ストレスホルモンと言われているのですが、言い換えると、コルチゾールが分泌されることで気持ちを鼓舞し、気持ちも身体も頑張れるのです。また、コルチゾールは、朝に分泌量が多くなり夜になるとその量は減少していくことで、夜にかけてはリラックスモードになれるという訳です。

しかし副腎が疲弊し、コルチゾールの分泌ができなくなってしまうと、気持ちも身体も頑張れない訳ですから、疲れが取れなかったり、気持ちが沈みがちになってしまうという訳です。

それでは、なぜ副腎が疲弊してしまうのでしょうか?

〜副腎疲労の原因〜

実は、副腎疲労の原因を特定することはできません。

なぜなら、様々な原因がそれぞれ複雑に絡み合いながら進行していくものだからです。しかし、それでもこれが大きく影響しているという理由は・・・慢性的なストレス・多忙による休息不足・アンバランスな食習慣・体内の炎症の放置です。先ほども述べた通り、副腎の役割はコルチゾールの分泌により、ストレスに対抗することです。コルチゾールが分泌されることで、身体や気持ちを安定させ、体内で起きている炎症にも対応し、正常な状態に近づけようとしてくれています。

しかし、慢性的なストレスに十分な休息がない忙しい生活をしていると、副腎という工場の元気の源を作るスタッフたちはコルチゾールを作り続けなければなりません。そこに追い打ちをかけるような偏った食生活をしていると、副腎に必要な栄養が足りず、いつも通りにコルチゾールが作れなくなってしまいます。すると、免疫が下がり体内の炎症が消えにくくなり、その炎症を食い止めようと更にコルチゾールの生成が要請されることとなるのです。

この状態が続けば、この先、コルチゾール製造工場のスタッフたちがどうなってしまうか想像がつくと思います。

そう、スタッフたちも疲労でバタバタと倒れてしまい、その結果、副腎は機能低下・・・いわゆる工場閉鎖状態となる訳です。この状況こそが副腎疲労なのです。

では、どのようにすれば、この状況から脱することができるのでしょうか?

〜副腎疲労から回復する方法〜

主に次の4つの方法があります。

①腸を整えること

②脳の機能を正常化すること

③ミトコンドリアの活性化

④副腎に必要は栄養の摂取

1つずつ見ていきましょう。

①腸内環境を整える

副腎疲労の原因として、腸内の炎症が挙げられます。その炎症はリーキーガットと呼ばれるものがあり、別名『腸漏れ症候群』と言われています。これは、腸の壁に目に見えないほどの穴が空いている状態です。食べたものは、食道から胃にわたり、腸へと流れていく訳ですが、その腸壁で栄養素が吸収され、有害物質であるものは吸収されることはありません。

しかし、リーキーガットにより腸壁に穴が空いた状態ですと、細菌などがその穴から体内に入ってきてしまい、炎症をひき起こしてしまうのです。この炎症反応を進行させないようにコルチゾールが分泌されている訳ですが、それによって副腎が酷使されることになるのです。

リーキーガットを始め腸の炎症の原因は、腸内フローラの乱れ、慢性的なストレス、有害な食品添加物、冷えた飲み物の常飲などがあげられます。腸が元気になれば、栄養がしっかりと吸収され、睡眠の質も向上し、免疫力もアップします。まずは、腸の調子を整える食生活を心掛けるようにしてください。

腸の調子を整える食生活については、また後日記事にアップしますね。

 

②脳の機能を正常化する

まず、副腎からコルチゾールが正常に分泌されるのは、脳からの指令が必要になります。どのような時にそのような指令が下されるのかというと『ストレスを感じたとき』です。しかし、慢性的なストレスにさらされていると、脳から出される指令が鳴り止むことはなく、永遠と副腎は酷使され続けます。一方で、そういった過剰なストレスから身体を守るために、あえて脳が指令を出すのをやめて、コルチゾールの分泌地をストップさせ、活動意欲を取り上げてしまいます。いずれにしても、行き着く先は『強い疲労感』であり、私たちを逃げ場のない辛い状況に追いやってしまうのです。そうならないためにも、ストレスを緩和し、脳をサポートする栄養素を摂取することが望ましいと言えるでしょう。

その栄養素とは、不飽和脂肪酸(オメガ3と言われる脂質、DHAやEPA)・ビタミンB群(豚肉、バナナ、パプリカ、玄米など)・コレステロール(卵や赤身肉)です。

特に、コレステロールはコルチゾールの原材料となるため、コレステロールを控えた食事ばかりしていると、逆に脳の働きは悪くなってしまいます。三大栄養素をしっかり摂っていれば、あえて、コレステロールを多く摂ることを意識する必要はありませんが、その代わりしっかりと栄養バランスの良い食生活を心がけるようにしてください。

③ミトコンドリアを活性化する

ミトコンドリアとは全身の細胞にある小器官で、ミトコンドリアの働きの1つであるATP(アデノシン三リン酸)を作り出すことがあるのですが、副腎の機能云々の前に、私たちの細胞はこのATPがなければ生命活動を続けることが出来ません。なぜならこのATPが全ての細胞のエネルギー源となるからです。もちろん副腎にもミトコンドリアは存在し、このミトコンドリアが作り出すATPをエネルギーとして、コルチゾールなどのホルモンを作っているのです。

なので、各細胞に存在するミトコンドリアの機能を活性化することで、多くのATPを作ることになり、結果として副腎も元気になるというわけですが、そのためには次のことが重要になってきます。

・呼吸を大きく深くする

ミトコンドリアがATPを作り出す際には酸素が必要となります。ですので、呼吸を大きくし酸素をたくさん取り入れることで、ATPの産生を手助けすることが出来ます。

・断食をする

断食をすることで、オートファジーという自食作用、すなわち古くなった細胞を餌に細胞がリニューアルすることによってそのコンディションをコントロールすることが出来ます。

・リラックスをする

リラックスをすることで、交感神経と副交感神経のバランスが絶妙な状態となるわけですが、この時にミトコンドリアが一番活性化すると言われています。

・運動をする

運動をして身体に刺激を与えると、身体はパワーが必要だと認識し、それに必要なATPを作り出すために活発に動き出すのです。また、筋肉量が増えることでそれに比例してミトコンドリアの量も増えていくのです。

④副腎回復の栄養素を摂取する

私たち現代人は、カロリーは満たされているのに栄養素が不足していると言われています。昔と比べると、野菜にふきうまれる栄養素は大幅に減少していると言われていますし、食事や栄養に関する教育も十分ではなく、麺類やパン類、白米といった栄養素が削ぎ落とされた加工物の炭水化物ばかりを摂取している人は非常に多くいます。結果として、副腎を酷使しているにもかかわらず、副腎を思いやるような食生活がなされていないということになります。

副腎疲労の観点から必要な栄養素は次の5つです。

①マグネシウム

②ビタミンB群

③タンパク質

④ビタミンD

⑤亜鉛

それぞれの詳しい役割は、また後日、記事に挙げますので、楽しみにしていただけると嬉しいです。

 

いかがでしたか?

副腎疲労は、状態であって病気ではありません。ですので、病院で異常がないと言われたまま、その状態に気がつかないまま過ごしている人が多く、そんな状態では身の心もクタクタになってしまいます。

思い当たる症状が1つでも当てはまる方は、自分に鞭を打ち、頑張りすぎていないか?ということを一度見直していただけるといいかなと思います。

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