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睡眠について(不眠症)

〈睡眠の話〉

 

 

人間は人生の3分の1は寝ていると言います。しかし現代では日の出と共に起きて暗くなったら仕事を辞め、早々に寝ていた時代とは違い、深夜まで仕事やプライベートなど活動しているいる人が多くなってきました。

それに伴い、現代人には「不眠症」という睡眠に関わる悩みも増えてきているそうです。

眠れない、熟睡できない、夜中に頻繁に起きてしまう…。そのため、日中眠くて仕事や授業に集中できない…。

このような不調は少しであれば気にすることはないと思いがちですが、あまり軽視してはいけません。

 

知らないうちに重症化し、心・身体・脳にまで確実に悪い影響を及ぼしています。

 

では、なぜ睡眠を取らなくてはいけないのか?

睡眠をとる理由はなんでしょうか?

 

・疲労回復

・新陳代謝促進

・身体の成長

・記憶の整理  などがあります。

 

健康的な生活を送るには「睡眠」が本当に大事です。特に大脳を休ませるという役割があります。

肉体労働やディスクワークでは、脳は常に活発に活動しており、たくさんのエネルギーを消耗しています。脳を使うと、ホルモンや神経伝達物質が使われるのですが

それらは使い終わると疲労物質となり、後に睡眠物質に変化することで眠くなるのです。

 

 

必要な物質は個人差がありますが、多くの人で6時間未満の睡眠が続くと正しい判断を行うことができずミスが増える傾向にあるようです。高速道路での交通事故のような重大事故も、慢性的な睡眠不足から引き起こされたものであることも多いです。

 

 

アメリカの研究チームが調べた調査によると、最適な睡眠時間は6時間半〜7時間半だそうです。

もちろん、寝る環境や質、年齢、仕事内容など人によって違いますが、ご自身にとってちょうどいい睡眠時間をとってあげることが大切です。(成長段階の子供はもっと十分な睡眠が必要)

 

 

〜睡眠不足で起こる症状〜

 

 

・ストレスが解消できない

 

「寝たら忘れる」と言われるように、人は眠ることでストレスを解消していると考えられています。

大脳を休ませることで、身体の疲れを解消することができ、「自律神経」や「ホルモンバランス」を整えてくれます。ストレスが解消されないと、下痢や便秘の症状

心拍数が上がって高血圧になったり、慢性化すると「うつ病」を発症する可能性が高くなります。またストレス耐性が低下することでストレスホルモンであるコルチゾール、アドレナリン、ノルアドレナリンが分泌されやすくなるため

イライラや不安な気持ちを感じやすくし、感情のコントロールが難しくなります。

 

・集中力やや判断力の低下

 

睡眠不足が続くと、前頭葉の機能低下を招き起床後も交感神経が十分に活性化せず、頭がボーッとしてしまい、集中力の低下や判断力が鈍くなります。

 

・太りやすくなる

 

夜の22時から2時の間は

脂肪を燃焼させるための「成長ホルモン」が最も分泌される時間帯ですので、この時間に起きていると脂肪が燃えにくい身体となります。

また、睡眠不足になると「グレリン」という食欲増進ホルモンが増えてしまうので、太りやすくなる可能性があります。

 

・アレルギー疾患を引き起こす

 

眠りを充実させる「メラトニン」というホルモンには、身体を炎症させる「活性酸素を」取り除く働きがあるのですが、アレルギーの炎症を抑制する働きもあります。睡眠不足だとアレルギー疾患を引き起こしやすくなる可能性があります。

 

・肌のシワやケガの治りが遅くなる

 

睡眠不足により「成長ホルモン」の分泌が少なくなると、「古い細胞」と「新しい細胞」の入れ替え作業ができずに肌トラブルが起きたり、ケガの修復にも悪影響となります。

 

・腸内環境が悪くなる

 

睡眠不足が続くと、自律神経の働きが乱れ、内臓の働きにも悪影響が生じます。起きている時間が長いと身体は緊張状態なるので腸にもその緊張が伝わります。その結果、慢性的な便秘となってしまいます。

 

・月経周期が乱れる

 

月経とは、女性が赤ちゃんを作るための準備ですが、睡眠不足により体調が乱れていると身体が判断してしまうと、その準備を一時中断して、まずは自分の身体を健康にしようと努めます。

月経周期が乱れたり、生理痛がひどくなったり、妊娠を考える時期になったらまずは睡眠をとることを一番に見直してみてください。

 

 

 

〜カイロプラクティック的な考えと施術〜

 

自律神経の乱れによる不眠症の主な原因は、首や背中のあると考えられます。脊柱には(特に頚椎)自律神経が集中しているのでこれらを調整することで、リラックスさせる「副交感神経」を優位にもっていけるようにします。また、背中のサブラクセーションにより、背中の筋肉の緊張が強い場合、血行不良になっている状態ですので、これではなかなかリラックスができず、眠りも浅くなってしまいます。

また、頭蓋骨や顎の施術を行うことで、メラトニンを分泌する「松果体」の機能が回復すると言われています。

 

当院では、不眠の症状でも全身の施術をし、「身体を過緊張状態から解放させる」ことにより、眠りやすい状態にすることを目的としています。

 

 

~では最後に、眠りをよくする方法をご紹介します~

 

 

1、決まった時間に起きて、決まった時間に寝る

1日のリズムが一定でないと、ホルモンがうまく分泌されなかったり、自律神経がうまく機能しないことが増えてしまいますので、このリズムを崩さないよう、同じ時間に寝て起きるという習慣をつけると良いでしょう。

 

 

2、太陽の光を浴びる

 

    人間の体内時計はもともと25時間と言われています。朝起きて、太陽の光を浴びることで、体内時計を正常にしてくれます。日中に分泌されたセロトニンは夜になるとメラトニンになるので太陽の光を浴びることは、夜のメラトニン分泌をよくしてくれることになります。

 

 

3、部屋を真っ暗にする

 

睡眠中にメラトニンをじゅううんい分泌させるために、気をつけたいのは「光」です。明るい中で目を閉じていても、網膜は光を感知します。網膜が光を感知するとメラトニンの分泌が止まってしまうので、十分な睡眠をとりたい時は遮光カーテンなどで光を遮ることも大切です。

 

 

4、快適な室温と湿度を保つ

 

睡眠時の室温は26〜27度、湿度は60%前後が最も快適と言われています。

 

 

5、目の緊張をほぐす

 

現代人は、かなりの人が目を酷使していると言えます。特にパソコンを使用したり、最近ではスマホを使ったりなど、身体のどの部位よりも目を酷使しているので、目の周囲の筋肉は緊張状態となっています。

筋肉が緊張していては、神経全体が興奮してしまうので、リラックスすることができません。目の疲れを取るだけでなく、睡眠全体の質を高めるために、目のケアを行うと良いでしょう。

 

 

6、瞑想する

 

瞑想には、睡眠の質を高める効果があると言われています。自律神経を整えてくれて、1日の精神面の疲れを洗い流してくれます。

部屋を暗くして目を閉じて、自分の呼吸だけに意識をしてみましょう。

時間は10分程度で十分です。睡眠の質を高める他にも、脳を休める効果もあるようなので、忙しいなと感じたり、頭が考え事でいっぱいの時などにもやってみると良いかもしれません。

 

 

7、日中は身体を動かし、活動的に過ごす

 

昼夜の体温の差が大きいと、良い睡眠が取れることが分かってきました。日中、運動をすることで体温を上げると自然と夜、眠れるようになります。

ただし、習慣づけることが大切です。週に一度だけ10キロジョギングをして睡眠の質の改善が可能かというと、残念ながらそうではありません。

それよりも、1日15分で良いので「歩く」ことの方が効果があります。

 

 

8、シャワーではなく入浴すること

 

人の身体は体温がある程度下がると眠たくなり、その体温低下速度が早い場合、眠気が強くなると考えられています。

入浴すると、身体は温まり末梢神経は拡張します。

するとお風呂から上がった後は身体から熱がどんどん逃げていくことになり、体温の低下速度が早まります。

これが、入浴が眠りを導いてくれる理由です。

シャワーはお湯に身体を一時的に当てているだけなので、体温の上昇は得られません。

 

 

9、眠くなってから布団に入る

 

寝なきゃ寝なきゃと焦ると、眠れなくなるものです。

無理に寝ようと頑張らず、自然に眠たくなってから布団に入りましょう。

 

 

現代の人達は睡眠時間が短くなっており、生活のリズムが崩れてる人が多いのが事実です。

しんどいなとか、疲れがなかなか取れないと思ったら、まずは睡眠の改善を見直すことが良いかもしれませんね。

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